タイ湖

IMG_2219ハノイのホアンキエム湖から北上することタクシーで約15分。

目前に広がるのは「タイ湖」と呼ばれる、ハノイで一番広い面積を誇る湖で、また、最も美しい湖とも囁かれています。

早朝には湖畔で花市が開催され、色とりどりの花々が道端に咲きます。
幅広い遊歩道がいつまでも続き、ジョギング、散歩、釣りをする現地人や在住外国人をいつもみかけます。

バイクを止めて、そこに二人乗りで腰かけて愛を囁きあうベトナム人のカップルもうかがえ、日本人ならふと懐かしい感覚になることでしょう。

ホテルはこの界隈で見つけるのも可

ホテル探しをしている方は、タイ湖周辺にもいくつかあります。
この界隈には大きく分けて3つのエリアがあり、「在住外国人居住区」、「安宿街」、「リゾートホテルエリア」となります。

外国人居住区は、主に駐在員が暮らし、高級マンションやヴィラなどが並ぶお洒落な町並みが構成されています。

安宿街はハノイ大教会近くのゴーフィン通りほどのごみごみとした感じではありませんが、バックパッカーが足しげく訪れるエリアとなっていて、一泊1000円以下で泊まれるゲストハウス、ホステル、そして若干のドミトリーがあります。

「Nha nghi」と書かれている看板も安宿の一つですが、多くの建物は古く、外国人はなかなか泊まろうとは思えない不衛生さです。
もし宿泊するのであれば、事前に部屋を見せてもらってください。

 鎮国寺

IMG_2186鎮国寺は6世紀中ごろにホン河に建てられたベトナム最古のお寺といわれています。

ただし、17世紀に現在のこの場所に移されました。
現在では流通していませんが、100ドン札にも描かれていた由緒ある寺院で、内部は幾重の塔や祠があり、本堂内には釈迦、菩薩、チャンフンダオ、関羽といった将軍、聖人、神が祀られています。

中国由来の仏教を色濃く受け継いだベトナムの仏教寺院には、釈迦と関羽が並んで祀られていることが多々あります。
関羽は三国志に出てくる伝説の将軍ですが、ベトナムでは西遊記の玄奘や孫悟空すら神として祀るのも一般的です。

西湖府

IMG_0888タイ湖北部。湖に浮かぶように中に向かって突き出た場所に建つ西湖府は、民間信仰の中でも知名度の高い玉皇上帝の娘である柳杏聖母が祀られています。本堂内正面に広がるタイ湖は雄大で、毎月旧暦の1日と15日には多くのベトナム人が参拝に訪れて列をなします。

また、この周辺にはバイントムを食べられる食堂が並んでいます。
バイントムはエビのかき揚げのような料理で、ハノイ名物といわれていますが、ハノイ市街地でそれほど頻繁に見かけることはありません。

もし食べたい方は、西湖府に訪れたついでに食べておきましょう。また、多くの食堂ではバイントムのほか、ブンチャーやブンオックといったほかのハノイ料理も扱っています。

ただし、旅行客も多いことからぼったくるお店もあります。
食堂は一般的にメニューに値段は書かれていませんので、料理を注文するときは必ず値段を訊くようにしてください。

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