ナイトマーケット

ベトナムといえばナイトマーケット。
どの都市、町であっても、必ずどこかで一つはやっているものです。

ここハノイでは、旧市街で開催。
ただし、ハノイの場合はウェークエンドマーケットとなり、金曜～日曜のみの開催となります。

時間は夜6時半頃から徐々に店が増えてきます。場所はホアンキエム湖北部噴水広場のすぐ真北にあるハンダオ(Hang dao)通りから始まります。

定刻になると、ここは歩行者天国となり警備員がバイクや車が通れないよう交通整備をはじめます。
そして、ナイトマーケットはハンダオ通りからその上のハンンガン(Hang ngang)通りまで続き、旧市街北部のドンスアン市場が終点となります。

ナイトマーケットはこの一本道で開催され、数百メートルの通り沿いには数百の夜店が並びます。
毎週末外国人だけではなく、現地人で大賑わいです。

お土産を探す

ご覧の通り小物雑貨が充実。
ベトナム伝統の陶磁器や木彫りを基調にしながら、モダンなデザインのもの、ベトナムをイメージしたデザインのものと多種多様。

さらに手作り風の小物入れやぬいぐるみ、置物など机に飾っておきたいものばかり。
最近ベトナムの雑貨も方向性が変わってきた様子。

一昔前までは、ベトナムの伝統を前に押し出していましたが、近年はそれにとらわれずにお洒落で女子受けしそうな物が増えてきた様子です。こちらも同様です。

奥には定番のアオザイ人形が置いてありますが、正面にはガラス細工や作家が描いたポストカードなどがあり、やはり人気は後者。
外国人だけではなく、ベトナム人も買っていっています。

ベトナム雑貨はもともと日本人女性の間で起こったブームであり、需要のほとんどは日本人女性でした。それが近年はほかの外国人、そしてベトナム人も手に取るようになってきました。

ベトナム人は屋台が大好き

ベトナム人は屋台でご飯を食べるのがとにかく大好き。
家族、友人同士、カップルとみんなでわいわいと食べ物を頬張ります。

ナイトマーケットにも屋台は多数出ていて、どれもベトナムを代表するＢ級グルメやスイーツばかり。
ベトナムで一番おいしいと言われている焼き鳥も一本1万ドンで食べることができます。最近はベトナムグルメだけではなく、多国籍料理を扱う屋台も増えてきました。
例えばこちらは韓国の屋台グルメ。

ツイストポテトやから揚げ、揚げ物、串焼きなどを扱っています。
一本1万5000ドン～3万ドン。

ベトナム人はベトナム料理しか食べないで、外国料理に関心が薄いとよく言われていますが、最近は徐々に外国の料理が浸透していきはじめている様子です。

ドンスアン市場回りは深夜営業が多い

ドンスアン市場がナイトマーケットの終点で、この回りには屋台が多数出ているものの、市場より北側は静まり返ったひっそりとしたものです。

しかし、最後のこの市場周辺はハノイ市公認の深夜屋台のお店が終結していて、深夜2時くらいまで営業を続けています。
ナイトマーケット自体は22時～23時くらいに終了するので、そのあとに小腹が空いた方は、ここを利用するといいでしょう。