ハンガイ通り
こちらは「ハンガイ通り」。二車線の比較的幅広い通りで、その両側にはびっしりと店がならんでいます。
この通りの特徴は、その並んでいる店のほとんどが「アパレルショップ」ということです。
洋服店もしくは洋服のオーダーメイド店となります。
アクセス
ハンガイ通りの場所は、ハノイ大教会の北部。ホアンキエム湖北部の噴水があるロータリーを起点に続ています。
通り自体は100m程度の短い道です。
すぐ上は旧市街となりますので、現地人だけではなく旅行者の姿も多くみられる観光の目抜き通りとなっています。
シルクロードと呼ばれるまでに
ハンガイ通りは、近年は「シルクロード」とガイドブックでは紹介されています。
一昔前までは、小ぢんまりとした個人商店が並ぶ素朴な町並みでしたが、現在はご覧のように中級から高級店のお洒落な洋服店が並ぶようになりました。
もともとホアンキエム湖、ハノイ大教会、旧市街に徒歩圏内の道だったので旅行客は多く訪れていたのですが、近年は総出でこの通りを盛り上げている様子が見受けられます。
なぜハンガイ通りがシルクロードと呼ばれるようになったかというと、洋服店およびオーダーメイド店ではそれぞれシルクを最上級の生地として扱っているからです。
ベトナムはもとおと蚕の飼育が盛んで、ベトナム人にとっては貴重な食料でもありました。
その蚕からとれる絹、いわゆるシルクは、ベトナムでも希少価値が高く、上質な素材として重宝されています。
ベトナムの伝統衣装であるアオザイも、もっともいい生地素材はシルクと言われています。
もちろん値は張りますが、日本で買うよりもおそらく半値以下の値段で買えることかと思います。
ベトナム旅行者はオーダーメイドを目的とする人が多くいます。
それが目的であれば、このハンガイ通りで店探しをしてみてはいかがでしょうか。
B級の洋服もおすすめ
夜になると、観光客向けの洋服を扱う屋台も出没します。この通りの路地先などに住んでいる人が屋台を表に出しているおですが、オーダーメイドや高い服に興味がない男性陣はこちらの方がいいかもしれませんね。
デザインは大体ベトナムの国旗やホーチミン、すでに旅行服の定番となっている「I love ○○」など。
一枚5万ドン~7万ドン程度安いので、複数人の友人のお土産にまとめて買ってみるのはどうでしょうか。
この手の洋服を買う際の注意点ですが、
1、色や柄が多いのは避ける
2、とにかく大きいサイズを買う
です。
1、はベトナムの品質はよくありませんので、色や柄が多い服は、洗濯すると色褪せしてしまいますし、最悪ほかの服についてしまいます。
2、はベトナム人の体型は日本人よりも小柄で、Lサイズであっても日本のLサイズとは大きさが違う可能性が高いです。
ちなみに筆者は日本ではLもしくはLLサイズですが、ベトナムではXL~2XLを買っています。
生地が固いと、XLでも窮屈なときがあるほどです。
ベトナムは社会主義のせいか、このようなベトナム国旗をデザインした洋服が非常に多いです。
ベトナム人も大して気にしてなく、普段着や部屋着として着る人も多いとのことです。
真っ赤な服で真ん中にベトナム国旗である星が大きくプリントされているものを着て町を歩いても、誰も振り向きもしないくらいです。
帽子は7万ドン程度。こちらも非常に安いですね。
服を求めるならハンガイ通り
洋服が多く売っているのは、ここハンガイ通りと旧市街の外国人が多く行き交う通り界隈です。ただし、種類や量は圧倒的にハンガイ通りが多いので、お洒落女子はこちらで洋服土産を調達するのがいいでしょう。
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