ゴーフィン通り

IMG_1163ベトナムはインドシナ半島の最東部。
インドシナ半島とは、ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマーまでを含む東南アジア諸国を指し、支配化に置いていたフランスが名付けた名前です。
「フランス領インドシナ」とも呼ばれています。

このインドシナ半島を横断するバックパッカーは現在でも多く、ハノイはその出発地点として選ばれています。
そして、このインドシナ半島のバックパッカーの通過点には、何かしら彼らのたまり場となるエリアが存在します。

バックパッカーが行き交うゴーフィン通り

今回紹介するゴーフィン通りは、そんなバックパッカーが荷をおろす憩いのオアシス。
バックパッカー街で最も有名なのはタイ・バンコクにあるカオサンで、二番目の規模を誇るのはベトナム・ホーチミンのファングーラオといわれています。

ハノイのゴーフィン通りは町というほどの大きくはなく、狭い一本道となりますが、雰囲気は抜群。
雑多な通りには朝から晩まで欧米人の笑い声が聞こえてきます。

アクセス

場所はハノイ大教会のすぐ近く。教会前を横切るリークオックスー通りを教会を背に左手に歩くと、すぐに左に曲がる小道が見えてきます。
そこがゴーフィン通りとなります。

安宿はここで探す

IMG_1164もし安宿を探しているなら、ハノイの2つのポイントがおすすめ。
1つは旧市街。
もう1つがここゴーフィン通りです。

バックパッカーの人たちは長期旅行をするので、星がつくようなホテルには泊まりません。せいぜい一泊10ドル未満。

そして、ここには1泊10ドル未満の安宿がたくさん並んでいます。しかし、部屋は狭く、ベッドとシャワー&トイレだけの簡素な内装です。

また、一人一部屋ではなく、複数人泊まるドミトリーやゲストハウス、ホステルもいくつかあります。
ほとんどの部屋は男女隔てないので、日本人女性からするといささか心配もあるかと思います。

しかし、バックパッカーも店側ももめごとはご免ですので、怖い思いをすることはほとんどないかと思います。

格安ツアー&チケットの申し込みも

IMG_1172ホテルと同じ数だけあると思われるのがツアーデスク。

ツアーだけではなく、ホテルの予約、飛行機、バス、鉄道などの各種チケットの購入代行も請け負ってくれます。
ツアー内容や料金は、どのツアーデスクもほとんど変わりませんので、自分の英語が通じる店や、愛想のいい店員がいる店を探して相談しましょう。

また、ゲストハウスやホステルといった宿泊施設の中には、1階がツアーデスクで2階以降が寝室という建物もたくさんあります。
ですので、ホテル探しをしている方は、ツアーデスクも無視しないでください。

「ここホテルやってる?」と訊けば、大抵「やってる」と答えてくれるかと思います。

バックパッカーの食事ってどんなの?

IMG_1174バックパッカーの人たちはどんな料理を食べているかと思いますか。
彼らは何日も何週間もベトナムに滞在していますので、ベトナム料理だけだと飽きてしまいます。

すると、食べるのはやはり馴染みの料理。
ゴーフィン通りには西洋料理店がたくさんあります。

もちろん世界中で人気の日本料理店もあります。
また、ハノイが好きで、そのまま居ついてレストランを開いたという欧米人オーナーも実はけっこういます。

日本人の中には「海外旅行=その国の名物しか食べない」と考えている人が非常に多くいます。

しかし、海外旅行の醍醐味は、食べたい物を食べる。
それに限ります。

異国の地でジャンクフードをむさぼるのも、旅の楽しみの一つかと思います。

ゴーフィン通りは夜も楽しい

IMG_1202実はこのゴーフィン通り。
日中はそれほどバックパッカーでにぎわっているわけではありません。

いるのはホテル探しをしている大きなリュックを背負った人や、長く居ついてやることもなしにカフェでお茶している人くらい。そのほかの人たちはツアーもしくは個人で観光エリアに出かけています。

ゴーフィン通りが1日で最も栄えるのは、そんな彼らが戻ってくる夜以降。往々にしてバックパッカーの人たちは夜行性なのです。

夜になると、レストランにはアメフトやサッカーがテレビに映しだされ、カフェはバーに変わって大盛り上がり。
バックパッカーエリアの真骨頂を見ることができるでしょう。
ビール瓶を片手に町を歩いてください。
きっと刺激的な夜をおくれることかと思います。

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