チャーカー通り
チャーカー通りは昔からある地元民に人気の通りの一つで、とあるハノイ名物料理のおいしい店がある道として知られています。
日中はあまり人の気配はなく、比較的閑静な通り。
周辺には現地人でにぎわうハンマー通りやハンチウ通り、ランオン通りがあるので、一層この通りが静かに感じます。
北東に歩くこと5分程度で、旧市街北端のドンスアン市場にたどり着くので、市場散策に向かう道中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
おもちゃ屋が並ぶ
チャーカー通りはそれほど長い距離ではありませんが、真ん中で二分して、南と北とで店の特色が変わっていきます。写真のこちらは北側の様子。
ご覧の通り店頭で山積になっているおもちゃ屋の様子です。
このようなお店が北側にはいくつか並んでいます。
ベトナムのローカル通りを歩いていると、きまって見えるのがおもちゃ屋さんです。
日本のような電子ゲームを売っている店はほとんどなく、また、幼児向けのおもちゃが揃っているのが印象的です。
内容を見てみても、日本人のみなさんも昔やった懐かしのおもちゃ、人形などが揃っています。中には日本製品も見かけますが、ほとんどは中国からの輸入物です。
値段は数百円から1000円程度で買えるものがほとんどですが、いかんせん中国製品なので壊れるのが早いのが残念。
お店側からすると、たくさん買ってくれるので嬉しいことなのかもしれませんが……。
チャーカーラーヴォンの名店がここに
チャーカー通りの由来ともなっているチャーカーラーヴォン。昔、この通りにチャーカーラーヴォンで有名なお店があり、年中現地人でにぎわっていました。
そして、自然と人々はこの通りはチャーカー通りと呼ぶようになりました。
現在でもその人気だった食堂はあり、毎日チャーカーラーヴォンを売っています。
チャーカーラーヴォンを食べるのは専門店に限ります。
この通りには当該食堂以外にも2~3店チャーカーラーヴォンの専門食堂、レストランが点在しています。
味の違いはあまりありませんが、ボリュームや魚の種類が若干異なります。
席に着くと、雷魚などの川魚がぶつ切りになった白身が鍋にのってテーブルに運ばれます。
ここで油をひいて、火をかけて自分で炒めるのがチャーカーラーヴォンの特徴です。
野菜はネギを中心に青野菜、香草がメイン。
こちらも大量の油と一緒に炒めてください。
食べごろになったら、器にブン(米粉麺)と一緒に盛って、マントムをかけて食べます。
マントムはクセがあるので、嫌な人はヌクマムをつけて食べてください。
ただし、マントムは日本では食べられないベトナムの代表的な調味料の一つ。匂いがダメという人もいますが、ここは試食してみてください。
ベトナムに住んでいるほとんどの在住者はマントムを食べることができます。
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