ドンスアン市場

IMG_9291今回紹介するのは「ドンスアン市場」。
旧市街の北部にある巨大屋内市場で、旅行者の間では南部にあるホム市場と並ぶ2大市場と言われています。

ホム市場はローカル市場なのに対し、ドンスアン市場は外国人が手に持ちたくなるお土産雑貨を扱う店も多いので、お土産も考えている方はこちらに足を運んでみてください。

ハノイはホーチミンと違って雑貨店がそこかしこにあるわけではないので、「ベトナム=雑貨」と考えていた方の中には、拍子抜けされた方もいるかと思います。

そんな方はドンスアン市場に立ち寄ってください。
大量の雑貨を目の前にテンションも上がることでしょう。

市場外回り

IMG_9407市場の外回りは主に食品調味料関連の店が並んでいます。
具体的にはベトナム調味料のヌクマムやヌクトゥン、魚や肉のくんせい、干物といった乾物、ガシューナッツ、ピスタチオといったピーナッツなど。

コーヒー豆を扱うのもここ。
ベトナムはコーヒーの生産高はブラジルに次ぐ世界2位。

ただし、主なベトナム産は渋みの効いたロブスタ主となりますので、昔からベトナム人はフレッシュミルクではなくさらに甘いコンデンスミルクを入れて飲むのが習慣になっています。

コーヒー豆はグラム単位で買いますので、計りにのせるときは、自分も確認してください。
ただし、最近は粉末のインスタントも人気です。

お土産にコーヒー豆を持って帰ると、どうしても風味は落ちてしまいます。
インスタントであれば、一杯分ずつ包装されたものもあります。

おすすめはチュングエンコーヒー社が販売する『G7』。
必ずどこでも売っています。

コーヒー、砂糖、ミルクの入った3in1、もしくは、コラーゲンも追加された4in1などバラエティに富んでいます。

食堂もあるが……

IMG_9374ドンスアン市場には食堂もあります。
主に市場のお店の人たちが食べるのですが、お金を払えばもちろん一般旅行客だって利用することができます。

ここで食べられるのは麺類、もしくはご飯に惣菜を1品か2品添えたもので、ベトナム人が食べる大衆料理となります。
ローカルグルメの代表を食べられるとあってちらほら外国人の姿もありますが、衛生的にあまりおすすめできるものではありません。

また、メニューの種類も少ないので、ここで食べるよりはほかの食堂の方が味もおいしく食べることができます。

日用品雑貨をお土産に

IMG_9306ドンスアン市場には仕入れ業者も多くくるため、市場内は常に人でいっぱい。
そして通路の両脇にはご覧のように大小数百のお店が並んでいます。

だいたいは日用品を扱うお店。
調度品類はあまりなく、化粧品や靴下、ベルト、ズボン、洋服といった服飾雑貨が多いです。

また、ハノイらしく秋冬用の厚手の長袖やパーカー、ジャケット、ジャンパー、ダウンなども種類多くあります。IMG_9319こちらは靴エリア。
まるで雪崩のように大量の靴があります。

スニーカー、革靴、サンダル、ビーサンとなんでも揃っています。
ただし、革靴はそれほど品質はよくないので、実用的に使おうと思っている方は要注意です。

おすすめはサンダルやビーサンといった安めのもので、壊れても「まーしゃあないか」と思える靴を買ってください。
あまりカラフルなものは足の裏に色がついてしまうのでおすすめしません。IMG_9342洋服は2階に多いです。
特に婦人服を扱う店が並んでいますので、女性にとってはまさに宝の山。

一着10万ドン程度と安いので、自分用、友達用、母親用にいかがでしょうか。
複数枚買えば、値引き交渉に応じてくれます。

婦人服はどれも見た目は一世代前に流行ったデザインが多いようです。
ただし、最近は韓国ファッションが流行っているため、それに模した派手かつ露出が高い服が人気の様子。

また、タイ、マレーシア、韓国などから輸入した洋服も多く、これらは少し値段が高めですが、日本で着ても恥ずかしくないデザインとなります。

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