ハノイへの行き方

ここでは日本からハノイまでのアクセス方法、および、空港からハノイ市内までの移動手段をご紹介します。

日本からハノイまでは約3600kmの空旅。
ハノイの空の玄関口は「ノイバイ国際空港」。

2015年に大成建設により拡張工事が行われ、これまで国内ターミナルと一体だったのが、独立ターミナルとして完成されました。

日本→ハノイ間の所要時間は5時間～6時間強。
毎日就航している空港は「羽田」、「成田」、「関西」、「中部」の4空港のみ。
福岡空港は週4便なので、旅行の日程に注意してください。

また、成田空港を利用される方も注意が必要です。成田→ハノイ間は、到着時刻が14:10、22:55の二つとなるので、後者を利用した場合、ハノイ市内に着くのは深夜となります。

もし飛行機の到着が遅れるようなことがあれば、さらに遅くなりますので、ホテル側のチェックインに影響が出る可能性も否めません。

空港から市内の移動手段

空港に到着した後は、まずは両替です。
ベトナムではベトナムドンを使うことになり、アメリカドルや日本円は一部の店をのぞいて使えないと考えてください。

両替所は空港内にいくつかあり、いずれもレートはそう変わりません。
ちょっと前までは空港レートは非常に悪いことで有名でしたが、最近は市内で両替するのとあまり変わらなくなりました。

まずはオーソドックスな方法から。
空港を出た左手にはタクシー待機所がありますので、好きなタクシーに乗って市内まで行くことができます。

拡張工事前まではタクシーはメーターではなく一律定額制でしたが、現在ではすべてのタクシーでメーター料金を取り入れています。
空港から市内までは、目安として40万ドン～50万ドン程度。

移動手段の中では最も利用頻度が高いものとなるので、いまのうちに慣れておくのがいいでしょう。

7番と17番バスが市内へ行ってくれます。
料金は安いのですが、いかんせんベトナム語しか通じませんし、初めての旅行者は地理がわかりませんので、どこで降りていいか見当がつきませんね。

もし終点まで行ったら、再びタクシーに乗る必要があるので、二度手間になりかねません。
ローカルな雰囲気を味わいたい方も、空港から市内ホテルまではできるだけスムーズに行きたいところです。
旅慣れた方以外はあまりおすすめできる移動手段ではありません。

ワゴンタイプの車で、定額制の乗り物です。タクシーの半値くらいの料金で市内まで行くことができますので、便利ではあります。

デメリットとしては、混載のため人でいっぱいであれば立っていなければならないほか、降りる場所は自分で決める必要があります。国際ローミングに対応しているのであれば、グーグルマップを開いて現在地を確認できるのですが、そうでなければ、とりあえずめぼしいところで降りるしかありません。