ショップアワー

ハノイの各店のショップアワーは、基本はベトナム全国で共通しています。

ただし、気を付けなければならない点は、「とはいってもお店によってまちまち」ということです。
ベトナムではまだまだ個人商店が幅を利かせています。
パパママストアーはもちろんのこと、食堂、屋台、服飾ショップなどは家族経営のお店が通りの大半を構成しています。

ですので、基本は無休であっても、何かの事情で突然閉店することもあれば、そのまま営業再開しない、といったこともあります。
営業時間も概ねは決まっているのですが、それも場合によって早めに閉まったり、営業開始時間が遅れることもよくあります。

ここでお伝えする営業時間はあくまでも目安として受け止め、実際は直接現地で確かめるようにしてください。

基本的なビジネスアワー

■服飾ショップやレストラン、雑貨ショップ、エステなど8:00～22:00

エステに関しては、23時くらいまでやっているところも多いです。

■バー
8:00～23:00

バーは通常昼間はカフェとして営業しています。また、店によっては翌2時くらいまで営業しているところもありますが、全体の割合からするとごくわずかです。
ベトナムでは基本深夜営業は割に合わないことからやらないのが普通です。
■コンビニ
24時間

コンビニはサークルK、ファミリーマート、ビーンズマートなどがあります。
ミニストップも進出していますが、こちらはいまのところホーチミンのみ。
いずれも24時間営業で、旅行者にとっては心強い味方となるでしょう。

また、2014年に進出したファストフード業界最大手のマクドナルドも24時間営業です。
ただし、残念なことにこちらもホーチミンのみ。

オフィスアワー（公共インフラ）

ベトナムの一般企業で働くサラリーマンのビジネスタイムは「8:00～17:00」となり、日本よりも1時間早いです。
7:00～9:00、16:30～18:30頃までは、どこもラッシュアワーとなり激しい渋滞に巻き込まれます。

この時間にタクシーに乗っていたら、目的地に着くまで大変時間がかかりますので、できるだけ市街地散策に精を出してください。

また、銀行や郵便局、役所なども似たような時間ですが、7時から7時30分程度から窓口を開始し、16時ころに閉まるところもあります。銀行の窓口を利用される方は、上記時間をあてにしてください。

■大型ショッピングセンター10:00～22:00

場所によっては10時前から営業しているところもありますが、ショッピングセンター直営店だけであったりと、テナントは基本10時営業が多いようです。

旧正月前後は注意が必要

ベトナムの正月は旧暦で祝うのが習慣で、ベトナム人にとっては1年で最大のイベントとなります。旧正月10日ほど前からすでにお正月ムードとなり、お店も閉店に乗りきるところがちらほらと出てきます。

ショッピングセンターではお正月三が日のみ閉店で、それ以降は早々に営業開始するところもあります。
また、観光エリア内のカフェ、レストラン、各種ショップも休みは3日～5日間程度となります。

ちょうど元旦にハノイ旅行をされる方にとっては、「お店がどこも閉店していて、行くところがない」といった残念な旅行になるやもしれません。

その場合は景勝地に行くなど、ショッピング以外の目的を作って旅のプランを練ってみてください。